最近、現場調査やお見積りの時に、こんな質問をよくいただきます。
「今の時期って寒いですけど、塗装しても大丈夫なんですか?
ネットで調べると、「冬はやめた方がいい」「問題なくできる」と真逆のことが書いてあって、余計に不安になりますよね。
なので今日は、現場に出ている職人の立場から、正直な話をしたいなと思います。
結論から言うと、冬でも外壁はできます
まず結論です。
冬でも外壁塗装はできます。
ただし、
「どんな家でも」
「いつでも」
「無条件で」
できるわけではありません。
ここを無視してしまうと、せっかくお金をかけて塗ったのに、本来の耐久性が出なかったり、不具合につながることもあります。
だからこそ、この”条件”を見ることが一番大切なんです。
冬に塗装できるかどうかの判断ポイント
①気温と湿度
冬は気温が低く、朝晩は特に冷え込みます。
朝は霜がおりていたり、外壁が結露していることもあります。
この状態で塗ってしまうと塗料がしっかり密着せず、トラブルの原因になります。
なので冬の現場では、「朝イチでは塗らない」「状態を見てから作業を始める」という判断がとても重要になります。
②日当たりと方角
同じ家でも、南側と北側では、乾き方がまったく違います。
日が当たる面は問題なく進められても、北面や日陰は、乾燥に時間がかかることが多いです。
特に冬に、家全体を一気に進めない判断が必要になる時期です。
③塗料の特性
塗料にも、「寒い時期に向いているもの」「できれば避けたいもの」があります。
無理に乾燥時間を縮めるのではなく、その塗料が本来持っている性能をちゃんと発揮させてあげること。
これも、冬の塗装では欠かせないポイントです。
冬の現場で、職人が一番気をつけていること
正直に言うと、冬の塗装は「段取り」がすべてです。
・朝は塗らずに待つ
・今日は塗らないと判断する日もある
・工期より仕上がりを優先する
こういう判断を、その日の天気・風・日差しを見ながら決めています。
「今日は進まないなぁ」と思う日もありますが、無理をしないことが、結果的に一番長持ちする塗装につながります。
今すぐ塗った方がいい家・春まで待ってもいい家
今すぐ塗った方がいいケース
・塗膜が剥がれている
・下地が見えている
・雨水が入りそうな状態
春まで待ってもいいケース
・劣化が軽度
・見た目をきれいにしたい目的
・今すぐの不具合がない
この場合は、「急がなくても大丈夫ですよ」とお伝えすることもあります。
まとめ
冬でも外壁塗装は可能です。でも一番大切なのは、
今、そのお家にとって本当にベストなタイミングかどうか。
時期ありきではなく、家の状態を見て判断することが大切だと思っています。
伊藤親方の一言
「塗れるから塗る」ではなく、「今やる意味があるかどうか」。
それを一緒に考えるのが、私たち塗装やの仕事だと思っています。
気になることがあれば、今すぐ工事じゃなくても大丈夫なので、お気楽に聞いてくださいね。
最後まで、ご覧いただきありがとうございます。(代表・伊藤)





